ギガンティック/ウエルベール/銀魂

機神大戦ギガンティック・フォーミュラ11話。スワさんはシンクロ率が上がらないまま戦闘するも、マナさんの心の声が聞こえたので大恢復である。…それは平時に言うとくべきと違うかなあ。いやまあ、戦闘後のテント内での照れっ放し会話は良かったですけどね。照れシーンだけ急にあの絵柄んなるのが可笑しいてしゃあなかった。


何か知らんがロシヤ側の陰謀を疑うスワさんのエピソードもイマイチ乗りにくかった。覗き見した際の戦闘方法が卑怯だということだが、いたって通常の戦闘行動に見えたけどね。んで、パイロットと一言二言話して「エエ奴なので許す」ってのも判らん。それで「卑怯な戦闘方法」がチャラになるかェ? そこは色々と聞くなり別の可能性に気づくなりのギミックが要らんかェ?


ロシヤさんの戦闘機はギザ付きノズルのステルスっぽいSF機の所へさして、日本側はF-2なのが哀愁でんな。あと、あの必殺兵器は七支刀かな?


ウエルベールの物語11話。人としては判るが王族としては失格な理由によってタイムリミットを迎えてしまうご一統。それでも一縷の望みをかけて旅を続けるという姫様サイドの一方、戦争に向けて準備を進めるサンガトラスだが…ってガラハドお前一体なにしとんねん! この大変な時期に農家娘とチョネチョネかい! 見事なスカしにだいぶ笑ってしまった。


てことでガラハドさんは何か一念あって別行動してた訳ではなく、単に市井に落ち延びていただけでありました、てな話。あの曰くありげに去ってったシーンは何やってんな。そこへやってくるかつての朋友にして恋人のジャミルであるが、ガラハドの復帰を望めぬと判るや死を選ぶのであった。決闘すると見せかけて相手に勝たせ、「お前、わざと…」という例のアレですが、それはガラハドさんがやるべき役じゃねえか? あんたがホンマに撃っちゃダメだよう兄さん。


ジャミルガラハドを評して「唐突なやつだ」と言うのだが、尺のせいか演出のせいか、今回の話自体も全体的に唐突なシーンが多ございましたな。とりあえず、ラストに出てきたビックリドッキリ戦艦に萌えといてみよう。


銀魂61話。テンション上げる時間がもったいないとでも言うように、短縮OP(絵面はED)もそこそこに早速開始の本編である。てことで、高杉さんクーデターシリーズは一旦の終了。多くの側近を失いながらも、天人という新たなリソースを得た高杉さんであった…という。それにしても天人話って久しぶりなような気がした。


鉄雄状態で暴走する岡田さんを斃したと思ったらわらわらと出てくる天人の大群、そいつらを主題歌とともにぼてくりこかす銀さんと桂さん。この辺りのイケイケ具合はなかなかのノリ。剣戟シーンの振り付けも良かった。いや、このシリーズ通して要所々々の作画パワーは高かったっすね。前半の岡田/銀時バトルとかも。…さて、次回以降はまたしばらく麗しきヘッポコ話に戻るのかな。ヘッポコ具合に期待。