のだめ/アイマス/ヒロイック

のだめカンタービレ21話。コンテスト最終戦、のだめさんは多くの不安材料を抱えつつも眠れる力を発揮する。観客を、審査員を、千秋さんを魅了するその演奏はしかし突然止まってしまう。…「きょうの料理」の音楽とともに! 毎度ながらスカし方が見事だわな。


次々と提示される名曲(だよね?)演奏で満載でして、それだけでもなんか割とリッチな心持ちになれる回でござんした。もうピアノ放題。ストーリーもエエ感じに盛り上がり、真っ当なバトルものの筋立てに近い素直なもの。今まであんまし見たことないような「あからさまなワルキャラ」が出てきたりね。のだめさんのトラウマに直結する人のようだが、結局この方が勝っちゃうのでしょうかな。


ハナシ的には今後どうやら欧州方面に向いていきそうね。あの清川元夢声の人が一枚噛んできたりするんかしらん。


アイドルマスター XENOGLOSSIA・12話。マグマダイバー失敗の巻。トラウマ娘(ったって、トラウマ持ってないキャラの方が珍しいんだけど)のマコトさんを救うため、インベルは地殻パンチで地震を退けるのである。範馬勇次郎やな。この地球パンチ、タメとかエフェクトとかの見せ方がハッタリ効いてて良かった。リクツはちっとも判らんが、まあよし。


ハルカさんと敵ミサトさんとの会話シーンは、ハルカさんの…なんつーかそのう、天性の間の悪さというか空気の読めなさというか、ニブカン具合が良く出ててなんか笑ってしまった。相手にどんどんイライラが募っていくのが判る。怖ェ。あとやっぱ、モンデンキントでしたっけ、絶望的に人員管理がザルな組織ではありますよね。所属するのはちょっと二の足踏むなあ。


ヒロイック・エイジ11話。ぼんくら兄さんたちはますますステキにぼんくらであり、そのことが宇宙の共通認識になりつつあるのがなんか凄い。姫様も大変であるが、そのぶん踏み台として利用できるのでそこはそれ。兄さんたちにはかなり濃厚な消滅フラグも立っているし…って、案外図太く生き残るってのもありそうだけどな。


銀の人も大掛かりな戦闘準備をしているが、その精神には「恐怖感情」が未だに残っている。さて、これが原因で敗北しちゃうとなると「やっぱ感情ってムダだよね」てな話になるんかいな。ちうか、銀の人たちがそこまで感情を排斥する理由(と、物語上における意味)もイマイチ判らんのだけどね。抑制してるってことは元々感情アリな生命体なんかな。


実際の両軍大激突は次週でしょうが、その舞台が木星近傍だというベタなセンスはかなり好き。次回への引きとして上手い絵面チョイスだと思いました。古来よりクライマックスは木星よなあ。