帰ってきたダンマスでイヤー

●DMが好きである。いやダイレクトメールじゃなくてダンジョンマスターである。んでTRPGの親玉役じゃなくてFTLのゲームである。リアルタイム3Dダンジョンゲーのハシリと言われた、アレ。


ワタシが好きなゲーム傾向の一つに「何らかの法則を持った箱庭世界ゲー」ってのがある。アトラスとか塊魂とかが該当するのかな。このダンマスはその種の典型の一つであった。物を投げれば飛んでって落ち、落ちたらずっとそこにありつづける。壁向こうのミイラ男の跫におびえ、飢えた長蟲をドアの向こうに締め出してホッとする。腹がすいたら巨大ネズミを斃してその死肉を啖い、その隙に背後に現れたネズミの仲間に啖い返される。余分なムービーや台詞なんかほとんど無く、ただ無機質なサバイバルの無間地獄があるのみ。ああ、そんな小粋な箱庭世界。


クローンソフトのRTCも楽しんでやってたのだけど、刷り込みってんですかねえ、やっぱSFC版への思い入れが高いんだよな。確かにトロいものの、そのトロさも戦術になるしね。


が、ワタシのSFCダンマスはもうダメちんなのだ。電池が無いのか接触が悪いのか、SFCカートリッジのクセして途中で落ちたりする。セーブデータはパーだ。トホホ。カートリッジ開けて電池換えたろかとも思ったが、中古50円となりゃええい、もう一本買っちゃえ。


…ああ、久々に「途中で落ちないSFCダンマス」。もうそれだけで幸せ。とりあえずヒッサー一人旅で行くのだ行くのだ。スクリーマーをスライスしてフルイル唱えてピットに落ちて。ああ幸せだ。


これキッカケでネット上を検索して色々知る。イアイドーさんの名前の由来が「居合道・流刀・血振」だってのはウィキペたんに載ってるので知ってたが、アジジ・ジョハリさんってそういうプレイメイトさんが居たのね。そうかあ。あと、ダーペアにも「アジジ・ジョハリ」って都市が出てきたらしい。また狭いとこから…。


●関係無いゲーム話。FF2でパーティアタックはダメ攻略法ですよ、っての。
http://d.hatena.ne.jp/Iron-9/20070611/ga
…そだったのかあ! 当時「それしかねえ」と思ってたよ。二十年目の真実、かなり目から鱗でありました。