デスノート/エマ/らきすた

DEATH NOTE・30話。ライトさんは旗色が悪い。ニアさんの推理と行動力によって、完全に消えたと思われたキラ疑惑が再燃したからである。追い詰められたライトさんは直接行動に打って出る。ニア対ライト、第一幕の開戦である。


…うーん、やはりプロットが荒いな。過去の思慮深さと大胆さの融合体の如きライトさんとは大違い、なんだか追い詰められては姑息な手段を取ってばっかしなような気がする。ニアメロ編に入ってから色々と設定に不備が多くて、なんかキャラ先行ドラマっぽい感じですよ。キャラクタドリブンが悪いワケじゃないが、あまりこの作品らしくない傾向ではあるな。


ま、なんのかんのでキャラの動かし方は楽しいのではありますけどね。すっかり場に馴染んでる様子のリュークさんとか、胡散臭さに磨きのかかった茶風林さんとかね。


英國戀物語エマ 第二幕7話。ウィリアムさんは婚約破棄を告げに行く。厭味タラタラの堀勝之祐パパだが、この場においてはパパが正しいわな。…てェか、ウィリアム坊ちゃんは一本気と優柔不断のモザイク具合がどうにもドラマチック過ぎますね。坊ちゃん、ひょっとしてエマさん自体の気持ちも二の次なんと違うか?


「Mrs.要らんことしィ」たるドロテアさんは今後も物語にインパクトをもたらし続けていくんかしらねえ。あの迫力は流石の大人物キャラでして、ダンナも大変だと思います。個人的にはこういう人に支配されたい。あと、的確に場を読んで瞬時に決断するメイド長・アデーレさんが実にイカス。アデーレさんが支配者でもいい。あーあと、いきなり不器用心遣いを見せたハンスさんがかわいかった。でも別に野郎はどうでもいいです。


らき☆すた8話。運動会ってのは動きが多くてエエやな。全てのハードルに引っかかりつつ走るつかささんの絵、どんどん崩しつつもキッチリ走るので見てて楽しかったです。あとリコーダ吹くときのへにょ口とか。


しかしまあ、何ゆえこの作品にあまり乗り切れないワタシが居るのかよく判らない。でもいつにも増して立木文彦とくじらが大活躍だったので、それは。良かったです。あと芥川隆行は懐かしい。