デスノート/エマ/らきすた

DEATH NOTE・25話。Lはその裡に多くのものを抱えたまま舞台を退場する。彼が最後に見たものは、大きく歪み嗤うライトさんの顔。そして今、ライトの眼前に障害は無くなった。如何に邁進するべきか…いや、そうやすやすと話は進まないとは思いますけどね。Lさんもなんかかんかシカケして死んだんと違うやろか。どうやろか。


ライトの足を拭うLの絵はやたらと宗教画っぽくて、この錯綜した人間関係にさらなる彩りを乗っけてたように思う。徹頭徹尾ライトさんの思惑通りに進んだ回だったのに、何故かLさんの「やるだけやったので満足だよ話」みたいな流れになってたのは可笑しかったな。


てことで、今回の焦点は山口勝平の演技でしたな。そして心を無くした…と言うよりは心を預けてしまった人形ミサさんも興味深い。この人はいったいどういう役回りになっていくのだろう。


英國戀物語エマ 第二幕2話。…こういう表記でエエのかな。まいいや。元カノとの想い出デートスポットに今カノと来てしまってギクシャクのウィリアムぼっちゃんと、なんとか日々を過ごしつつも涙酒をあおってしまうエマさん。離れた場所で離れた心、しかし今だけは同じ月を見ている


新たに見始めた視聴者にも、各々のキャラ特性が良く判るお話だったのではないかな。水晶宮におけるウィリアムの優柔不断と半端な心遣いぶりは、エレノアさんにとっては鈍感などと言うよりはかなり物理的暴力に近かろうて。ええい鬱陶しい、ウジウジしてんじゃねー! てなもんで。かたやエマさんの日々の営みはモミアゲ兄さんの言う通り、意外な「頑固者」なのでございます。おまけに大方の場合は間が悪い。苦労するわな。


いちいちすぐに飽きる上、何かというと子ども扱いにプンスカするヴィヴィがかわいかったです。あーあと、プレゼントのオウムを見つけるシーン、何故かFPSみたいな構図とCG処理になったのが妙だった。あれじゃ一瞬後にはオウムを撃っちゃいそうだ。


らき☆すた3話。相変わらず自家中毒気味のネタだけれど、それにしてもホンマモン出したらエエっちうもんと違ーうーぞーか。あとこっちでも萌えキャラくじら。あと何でも立木文彦。あとヘラについては確かにそう思ってた。


この作品の不幸はやっぱ、流して見てもらえないことなんだろうな。ある程度までは自業自得なんだけどね。そのまあ、もうちょっとお手軽な注目度であるような状況下で製作されてた方が良かったのでは、とふと思いますがまあどうでもいいか。しかし手を抜かぬ作画ではある。冒頭の夏服着る動きが好み。