日記的日記その弐

●まだ咳っぽい日常であるのだけれど、昨日は割とよく眠れたのであった。迷走神経の迷走が起こったらどんならんなあと思い、薬屋さんで買ってきたコデイン系の麻薬が役に立ったと見える。いわいる咳止めシロップね。摂取量がそない多くなかったので、麻薬々々した感覚は味わえませんでした。…しかしこれ、濃度薄いな。どんだけ呑んだらラリられることやら。


一応薬で抑えられたとは言うものの、寝床に入っても多少は咳衝動が出たりするのはしょうがないね。薬服んだのが寝る直前だったしね。そこで薬が効くまでの暇潰しに、咳衝動がどういう具合に起こってくるのかという点に留意してみた。


いっぺんカラ咳して喉のモヤモヤ感をクリアする。直後は喉に何の不快感も無い。しばらく経ってもまだ無い。…いや? ちょっと待て? 神経組織のジャングルの、奥のそのまた向こうから、何かが道をやってくる。茫洋としてつかみ所の無い違和感が、ある時点から急速にキュキュキューっと喉の粘膜に収斂してくる。ああっ、さっきまでなんにも無かったのにいまやそこには甘く切ない咳衝動が。このモヤモヤを何とする何とする。ダメだ…もう保たない! キングストン弁を開け*1! がっへがほげっへう。げーっほっほっへっほ。…。げごほ。ん。ああスッキリ。


とまあ、咳に至るまでを文章で再現してみました。喜んでいただけましたでしょうか。

*1:現実には自沈用ではないと聞くが、そんな「現実」とかいう虚構の話なんか知ったこっちゃねい