あさっての方向。

あさっての方向。7話。尋さんの誕生日をいかにする。自分の誕生日を毎年忘れる男、というちょっと現実離れした描写によって、尋さんの無頓着さ/朴訥さが出ているように思う。が、現実的に考えると多分、両親が誕生日祝ってくれなかったんだろうなあ。


てことで誕生日ケーキを作ろうの巻。「協同して何かを成し遂げることでお互いの理解が深まる」という定番ネタを、例によってごく生真面目に描写していくワケだ。この描写が丁寧であるからこそ、ラストのからださんの行動が良く際立っていたと思いました。…ま、単純にドジっ子な椒子さんを賞玩してるだけでもエエんですけどね。


しかしアレだ、ヘンな言い方だけどからださんは「ちゃんと家出」できるのかなあ。案の定予告で苦労してはるようだし。また今のからださんはその名の通りナイスバディに身を包んだイノセント。我がことのように気になりますでござる。作品のジャンルが違えばホンマ、あれやこれやエライことになる所だ。ねえ。