ちょかん

●折角の猪なので色々入れて煮物する。何て煮物かはよく判らん。とにかくアリモノの野菜やら何やら入れて、生姜と醤油と酒で味を調えました。旨い旨い。猪肉ってのはアレだ、普通に煮てもエエ感じの歯ごたえと柔らかさがあるね。これは豚肉には無い特徴だな。


一晩置いたら煮凝っていた。流石に鶏などに比べるとゼラチン質は少ないが、それでもぷるぷるの一歩手前程度に固まっている。うふふ、これは置いといて別の煮物のストックに使おう。旨いぞ。


ま、要するにこれがようかんの元ネタではあります。猪だから「猪羹」…ちょかん? まいいや。羊のあつものの煮凝り、それを肉抜きでモドキ化したものが現行の羊羹でやんすな。羊羹ってのは一種の精進料理なのだ。


●…てなことは知ってたので一応ウィキペたんも参照してたら、英語版には「ワシらにはC4爆弾にしか見えないので、空港とかでエライことになるかもヨ」って書いてあった。…た、確かにあの重さと質感と形状は、なんだか雷管でもぶっ刺したくなるような気がする。