投げっ放し寒さ問題

●寒くなってきたがまだまだですな。やっぱこのところ、ちきゅうおんかんばーな傾向にあるのは間違いなかろうて。ワタシがコッチに来てから十数年になるが、その期間内でも暖かくなってるよなあ。


…大学時代の下宿屋は寒かった。まあ寒いのは平気なワタシであってですね、寒けりゃ着込むなり何なりすればよいのであってですね、だからほとんど不満はなかったですね。ただいっぺん、朝起きたら掛け布団の顔のあたりに霜が付いてたには少々驚きましたがね。呼気が凍ったらしかった。


●どこで聞いた話か忘れたのだけど、ある留学生さんの日本語の印象として「あの歯擦音が不思議だった」というのがあった。サ行とかシャシュショとか、そういう単語が多いよなってことではない。「何で日本人は、寒い時に息吸いながらシーって言うの?」ってことだ。


…確かに。そういやエラ寒の時には何故か「シー」って言いながら息を吸うな。指摘されるまで気づかなかった行動だけど、さて、何故なのか。またこれは日本固有の現象なのか。ううむ?


推測するに、寒冷な外気をそのまま体内に導くのを避けてる、ってことなんですかね。歯の間から高速で吸気する事で口中に乱流を起し、そこで暖かい空気と混ぜる…とかか? でも、それなら諸外国でも同じことやっててしかるべきな気はするが。洋画などでそんなシーンあったっけ? そこに気ィ入れて見たこと無いから判んないや。