落々雷々

●さて、この地域では昼間エラ雨にエラ雷であった。雨の勢いはすさまじく、路面は毛羽立つわ側溝は溢れるわ、ちょっと離れると屋根瓦のでこぼこも判然としないくらいのざんざか降り。雨粒がでかいので当たると痛い。スレート屋根のガレージの下なんか、映画の機銃掃射みたいな音がする。いや、大概な豪雨でした。


雷の方も一方ならず。稲光から轟音まで1秒そこそこだった雷は久々。300m程度の近在に落ちたってこったな。うひょー、と思って外を見てたら、ガラゴロガラゴロ鳴りまくり。あー、こういうの好きやあ!(←雷とか嵐になるとワクワクするタイプ)


見てると、そうさなあ、音と光のラグが6〜7秒だから、2kmほど離れた同じ場所に2度3度と落雷している。うわー、あの近辺に住んでる人はたまらんやろなあ。「たまらん」の意味には個人差があるだろうが。


確かに、落雷なんてのは電流が最も流れやすい導電路に沿って落ちるワケだから、似たような場所に良く落ちるってのは納得できるわな。ここから見る限り取り立てて高いビルがあるようにも見えない場所だったが、何でしょう、特別電気に好かれやすい人たちが多く住んでたりするんでしょうか。


…やっぱ「一度雷が落ちたところには二度落ちない」ってのは、直感的にも嘘っぽいような気がするなあ。