キュウリを喰う

●大学の部室に行ったらキュウリがあった。…はて? 何ゆえ? なんか知らんが部員が「ウチで取れたので持ってって下さい」てなノリで持ってきたらしい。ダメ人間たる身の上、貰える食い物はなんでも貰うよ。有難い。


このキュウリがまた、自家栽培らしくとんでもなくデカい。太さは3〜4cm、長さは30cmもあるだろうか。いかにも「流通なんかには乗りませんぜ」って感じの迫力である。試しにその場で齧ってみたら、予想通りみずみずしさは少々控え目。でも逆に「身がしっかりしてる」と言えんこともない。なんかウリを齧ってるみたいな感じ。


数本頂いて帰る。これだけしっかりしてたら、それこそズッキーニよろしくラタトゥイユにでも出来るんじゃねーかなと思ったが、ちょっと気候が暑くなってきたので煮込み気力は出ず。冷蔵庫で冷やしといたのを、ブランチ代わりにマヨネーズなすって丸のまま齧る。…やあ、流石に美味い美味い。確か冷凍庫の奥に赤味噌が凍らせてあったっけ、と引っ張り出してきて味噌でも喰う。ああ、美味い。


少々水分の少ないキュウリだが、冷やしといたおかげで実に爽やか食感となってました。やっぱキュウリは歯ごたえよな。ぼりぼり喰っちゃったよ。