古本屋拷問記

●休日とて毎度の如く古本屋に征く。どこの店って、従業員さんが独特の節回しで「いらっしゃいませぇ」と連呼するチェーンである。それはまあ、よろしい。色々理由もあるだろう。アカン客への牽制とか、店内の明るい雰囲気作りとか。


でもなあワタシの横に居た店員さんよ、書棚整理しながらほぼ10秒間隔で「いらっしゃいまっせぇ〜」って言うのはどうかと思うんだ。計ったよ頻度を。2分で13回発声。最長間隔14秒、最短8秒。最長の14秒は別作業に気をとられた時のものだ。とってもパンクチュアルだと判る。


アレを思い出すんですよ、ほら、「一定間隔で頭に水滴を垂らす」ってのあったでしょ中国の拷問で。アレ。…北斗の拳だっけ? まあその、向こうさんは拷問のつもりは有りゃしょまいが。別の所に去られた時、正直言うてホッとしましたですぜ。


…何ざんしょ、ワタシってそない良からぬことでもしでかしそうに見えたんでしょうか。エエけどさ。


●そいでも結局3冊買う。シェフィールドとビジョルドと、ウィル・マッカーシーって人の「アグレッサー・シックス」っての。我ながら偏ったことではあるが、なあに、趣味なんてェのは偏ってナンボでやんス。