夢の話は誰も聞かない

●夢の中に何度かでてくるモチーフ・鉄道と駅。自宅(現在の自宅だったり昔の実家だったりする)から二三駅ほど離れた駅、これは細長いコンクリ板のホームが支柱で空中高く支えられているというとてもシンプルな構造の高架駅で、それ以外の施設はちょっとした屋根と階段・エレベータくらいしかない。比較的新しい駅だがほぼ人影は無く、また常に夕暮れか夜中なので寂しい雰囲気である。

自宅を挟んで反対方向に数駅行ったところには終点の地上駅があり、直線的なホームが数本とそれを結ぶ高架で構成されている。こちらは昼間のイメージで、そこそこ人影がある場合もあるがやはりどこか物寂しい雰囲気がある。終点なので列車は全て同じ方向から出入りし、この駅で高架を使って乗り換えホームに移るシーンがよく夢に出てくる。

乗り換えた後のある方向の路線は直線的なルートで、大体高架線路なので道中の印象には乏しくほぼ電車内のイメージである。別の方向の路線は環状線のようなルートで、こちらは地上を進むので線路周囲の情景がよく出てくる。そこそこ賑わっている小さな地方都市(現実の自宅からちょっと離れた辺りと昔の中学校近辺が複合されたような風景であることが多い)をゆっくりゴトゴトと走る、のんびりした路線である。この路線の先には大き目の駅があり、その駅ビル周辺には車道や商業施設やオフィスや学校が入り組んだ形で寄り集まり、多くの場合は巨大な複合構造物になっている。この駅から下りて細くて狭い地下道を通って目的の場所(勤務先だったり学校だったり)に行くというシーンが出てくることが多い。

これ以外にも駅や路線がある気がするが、それはまたそのうち。