オルフェンズ

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ・14話。思いがけないチューあくしでんとで気もそぞろなクーデリアお嬢様を乗せ、鉄華団はドルトコロニー群に到着する。ここで荷下ろしして買い物してさっさと地球にGO、ってな風に進みゃいいのだがまあそうもいかない。各勢力の思惑によって諸々翻弄される鉄華団、とドルトの技術者たち。今は一時的な敵の退却によって大喜びだが、誰がどう見てもこれは無慈悲な圧殺の前段階であり、オルガさんたちはどうしたものか進退窮まっておりますよ、とまあそんな話。

面倒事というかゴタゴタ話は次回が本番ってとこでしょうが、その為の布石は今回でキッチリ打たれておりなかなかにキビしい。ガエリオさんとこがどう出るかってのがメインとして、ジョーカー的な働きをしそうなのがフミタンでしょうね。工作員としての職務とクーデリアさんへの情、この天秤の間で揺れ動くってのは古典的テーマでありついでに言うとそこそこ大きな死亡フラグでもある。新OP見ても割とどうとでも取れる雰囲気になってて、次回以降予断を許さん状況ではありますなあ。

あとはビスケットのお兄さんですね。一族で唯一カチグミとして働いているようで、いかにも気の弱そうな彼がどう動くかってのも趨勢に関わるか。あとサバランって名前聞いて「やっぱり菓子か、でもちょっと上等な感じやな」と思いつつキャスト見たらフルネームがサバラン・カヌーレだった。とことんお菓子だな!