硫黄島と煮物

●だいぶ前に録画してた「硫黄島からの手紙」観了。内容については文句もない。日本人俳優と日本語メインの作品なのですんげえ見やすいのだが、それにしても画面作り話作りのパワーがあふれて出てくるほどすげえので、なんちうか「日本映画」らしくはない。流石その辺はハリウッド、というよりはイーストウッドやろな。…にしても昨今の大作映画としては無闇矢鱈に骨太で地味ではある。好みだけど、これまたイーストウッドだから可能だったってとこもありそう。


上陸作戦時、海岸を埋め尽くさんばかりの揚陸艇の群れっちう絵は、最近ではCGで何とでもなるとはいえやっぱし圧巻。この辺りは前作の星条旗とかのデータ使いまわしたりしてんだろうか。


…冒頭に出てきた双尾翼の輸送機がなんかカッチョ良くて、あれなんだろと検索したら一式貨物輸送機…に見立てたC-45エクスペディターっちう飛行機だそうで。代用機っつったってC-45もWWIIの頃のものらしいからなあ。フライアブルなのが存在してるのがすげえやな。


●観ながら夕飯。鶏胸肉とブロックベーコンとシメジとニンジンとタマネギのポトフもどき。材料を圧力鍋に放り込んで酒とコンソメと酢少々で煮る。浅漬けピクルス作ったときに余ってたブーケガルニを有効活用。タマネギがなぜか5cmくらいの小玉のヤツだったので、切らずにそのまま使ってます。ほろほろとやらこくておいしい。