ペルソナ

ペルソナ4・19話。文化祭話でご一席、である。このアニメに限らない傾向なんだけど、なんつーかその、本編扱いのペルソナバトル以外の方が肩の力抜けてておもしろい、ってのはあるな。ゲームから複数の流れを取り上げて30分のアニメとして再構築するってのはいろいろと手間のかかる作業ではあろうが、ちょいと散漫なケはあるものの雰囲気があってよかったんじゃないでしょうか。ワシがこういうフィラーエピソード好きってのもあるけどね。


てことで、特にメインキャラ的な存在を置かず、ナルカミさんを一応のヘソとして俯瞰してゆく文化祭の話。その中でもちょっとエエなと思ったのがゲストキャラのトロンボーン少女。気が弱くて楽器演奏も上手くない彼女が文化祭で大抜擢…というセッティングで、結局実際の演奏はせず後悔を残しつつも今後の希望を思う形でシメる。ちょいとビターだが充分に甘い、エエ感じのオチのつけ方だったと思います。てェか改めて、ナルカミさんの人間力がすさまじい。この人ホンマ人間関係でも超人レベルだな。


アバンのマーガレット劇場はだいぶギャグに入りかけている。出張中ってどこ行ってんのと思ってたら本編に出てくるとはね。しかし今後、話がクライマックス近くになったら彼女も再度マジ語りし始めたりするんだろうな。うーむ、ワシは別に今のノリでも一向構わんのだけれども…。