日常に潜むミステリの国際性について。ごめんすげえウソ

●上司がちょっとだけ遅れて来た。「遅れた」つっても遅刻ではなく、普段来る時間よりも少々後になっただけのことで何ら問題は無いのだが、あれいつもだったらもう来てるのになあ、と思ってたあたりであわててやって来たような次第。いやー目覚ましが鳴らなくて危ないところだったよ、との由。決められた時間までには充分余裕があるし別に気にすることでもないですよ、ってなもんだ。


その流れで日本人はちょっと時間にキビしすぎるところがありますからねえ、と言ったら、そういや「時刻表ミステリ」なんてジャンルが成立するのは日本くらいではないか、と言われた。…考えてみりゃそうかもなあ。いや実際目の当たりにしたわけではないが、諸海外ではそれほど厳密にダイヤが遵守されているわけではないという話はよく聞くし、ウチの両親が旅行したインドではそれはもうおおらかなものだったらしいし。


ひょっとして、西村京太郎のことをインドの人に説明するのはとても難しいのではないか。概念として。知らんけど。