未来に生きる

●上司の人が何やら割と不自然な風情でチラチラとこちらを見つつ、ケータイをいじくっている。そういやこの人のケータイはフリップタイプだったはずだが、今手に持ってるのはスマフォっぽいものであるな。「ひょっとして買い換えましたか」と水を向ければ「あーいや、ばれちゃったー参ったなー」と白々しい。ま、こういうやりとりは阿吽の呼吸である。


ワシは今のところそれほどスマートフォンに買い換えようという欲求は無いのだが、こうして他人のを見せてもらうとそらうらやましいしもの欲しくもなりますな。薄くて軽快でいじってて楽しそうだ。六七万円もしなければ買ってもみたいところである。つまり高価いので買いません。


にしても、こんな大きさの筐体の中に大容量のストレージやら反応の早いCPUやら快適なOSやらてんこ盛りってのは流石にすげえやな。特にストレージ、この厚みでギガ単位のデータを取っとけるなんてねえ。まあ今じゃUSBメモリにも256Gが出てこようかってな状況ですしな。すごいね未来。


●帰り道にハイブリッド車を見かける。あの独特な「ヒュイイイイン」ってな高いピッチのエンジン音がカッチョ良くて、何か高速回転のタービンとか使ってんのかなとか思ってたが、あれって注意喚起の人工的エンジン音なんですってな。ははあ、いろいろあるのねえ。すごいね未来。