ああ素晴らしき哉人間工学

●梅田駅の工事はあんまり進んでいない。いや現場の皆さんも上層部のお偉いさんも頑張ったはんねやろけど(当然利益のアガリが違いますし)、何やらあの辺はいろいろと面倒な歴史的レイヤがあるようですな。大変ね。


まずはこないだ通行止めだった動く歩道の一つが再開したのであるが、結局その先の通路がふさがったままなのであんまし意味がない。でも折角だから通行しておこうと乗ってみたのだが…はて? おや? 「感触」が妙に柔らかく違和感がないぞ?


今までのムービングウォークはもうちょっと、乗ったときにはグイッと持っていかれるような感覚、降りたときにはカツンとつんのめるような感覚があった。無論それらは歩行通行に影響が出る程のものじゃなかったのだが、こっちの新しいヤツはさらにさらにそれらの慣性感覚が少ない。この感覚はアレか、ひょっとしてこの、ムービング道と固定道をつなぐ部分の微妙な傾斜によるものか。なるほどこのゆるい下り坂のおかげで自然と歩行速度が上がった状態で移動している部分に乗り込むことになり、違和感が解消されるってことなのか。いやー流石の人間工学大したものだわい。


とか思ったけど、逆に移動部分から降りるときには上り坂になってるワケであって違和感増大のハズだよな。じゃ意味ないよな。てことで上の感動ナシってことで。


…多分ま、今までのムービングウォークよりも少しだけ速度が小さいとかそういうことでしょ。真実って往々にしてそんなものよ。おほほ。