まどかマギカ

魔法少女まどか☆マギカ・5話。新米魔法少女としてデビューのさやかさんである。キョウスケさんの手の恢復を見届け、自分の意義と友人の心を思い、街の魔女をパトロールする。覚悟は充分、意志も固い…ように見受けられるが、ほむらさんはその状況に否定的である。どれだけ覚悟があったとて、一旦魔法少女になってしまっては「救われる望みなんて無い」。…そこに襲い掛かるのが魔女/使い魔ではなく、ご同業の魔法少女さんであるってのは皮肉か現実か。…というお話。


なんかやたらとヤサグレた魔法少女の杏子さん。自己中心的で暴力的、目的のためなら一般人の死すらどうでも良い、という極端な性格は…さて、そのバックボーンが気になるところ。しかるべき境遇にあったから魔法少女になったのか、それとも魔法少女になったからそんな性格になったのか。さやかさんとのバトルシーンは、双方の感情の爆発に並行するかのようなヤタケタな動きがあって楽しかったっすね。血風連の七節棍みたいな杏子さんの得物がムチャでエエな。


何だかんだで助けにやってくるほむらさんが頼りになることだ。ま、素直に助けに来たヨとかは言わんでしょうけどさ。しかしどうも、次回予告のサブタイ見るだにこのまま大人しく収束するとは思えない状況だが…ふはは、どんどん重苦しくなってくるねえ。こうなるとまどかさんの魔法少女化の暁にはどんなイヤな描写が待っているやら。ねえ。