パンスト/そらのおとしもの

パンティ&ストッキングwithガーターベルト・2話。パンスト姐さん学校潜入の巻とパンスト姐さんセレブスターでGoの巻、二本立て。まだ一本目の方は「学校にゴーストが居るので云々」っちうイイワケもあるが、二本目は既にお二人が大スターであることの説明だのゴーストだの、そういう基本構造とちっとも関係ないお話である。こういう奔放さというかエーカゲンさというか、はいかにもアチラのカッ飛んだカートゥーンにありそうな感じですよな。まあここまでゲスビッチな味付けはされてないとは思いますが。よう知らんけど。


一本目のあめりかーんはいすこーのカリカチュアみたいな世界観はなんかエエな。ワシらが思い浮かべる米国学生生活ってあんなもんだあんなもん。日本の高校にニンジャやらピンクのツンデレやらが居るのと同じくらいあんなもんだ。オタっぽい人の帽子に律儀にも「ギーク」と書いてあるのに笑う。二本目はとにかく「本番ビデオを全世界から回収する」というワンアイデアの突き詰めぶりがキモなんでしょうが、もうちょっとハジけても良かったかも。


まあ相変わらずよく動いて、そして単純なお話である。それは両方とも充分な美徳なのだけれど、何となくこれ、一回放送分は15分でエエかな、って気はしてきた。実際ンところはそんな放送形態でやるの難しいし、しょうがないけどね。あ、今回もゲストキャスティングは何気に豪華。小杉十郎田さんの脳筋体育教師はまだ出番もありそうだが、ただの「子供」に藤村歩だもんなー。すげー。


そらのおとしものf・2話。先週第1話のヒキが結構シリアスなものだったので、今回そのノリ引きずってマジっぽい話になるのかな、と思ったがちっともそんなことはないのであった。いや当然先の展開へ向けてのマジ要素もちゃんとあるのだが、基本的には新キャラの刺客娘がちちをぷるんっぷるんさせてぷるんっぷるんさせる、という趣旨の回。


何よりこのアストレアさん、主人公の命を狙う殺人機械にして(多分)追加の新ヒロイン候補っちう立ち位置のはずなのに、その属性が「バカ」ですよ。ドジっ娘とか天然とか違うよ。バカ。感情と戦闘に特化したら脳みそ無くなったんですってさ。…残念ながらイマイチそこまでのバカっぽさは感じられなかったが、それにしてもすげえ属性付与であることだ。なんかこう、近接戦闘の鬼にして脳たりん、ってのは一番危険人物であるような気はすんですけどね。まいいや。


その時点でも既になかなかのスットコアニメぶりなんだけど、そこから後の展開がもう何を言ってよいやら。えろ本棄却をネタとした天丼コメディとか山寺修行にて逆解脱したトモキさんによる六道えろ拷問とかもバカでよかったが、あのラストは心底狂っていると思った。何をどうしたら「動くえろ本数千冊によるだんじり大会」というシーンを思いつくのか。字面見たらこれ書いてるワシが狂ってるみたいじゃないか。うん、よし、世の中まだまだ捨てたもんじゃないね。


…ああ、OPは割とちゃんとまともなのに代わってました。ホッとしたんだか何なんだか。