クイーンズブレイド/DTB/にゃんこい

クイーンズブレイド 玉座を継ぐ者・2話。宿での扱いに何やらきな臭いものを感じる者、教会にて新たな敵(かませちち)と出会う者、一足先に敵本陣に乗り込んでアッサリ洗脳される者…と色々である。先週に引き続きキャラが多くて色々大変だとは思うがなんとか捌ききった、って感じかな。実際かなりソツなく詰め込んであって上手いものだ。新キャラ旧キャラの登場バランスもエエのでは。


んでまあ、発生した二つのバトルが二つとも、すばらしく頭の悪いえろ仕掛けなのに改めて感銘を受けたりする。何よりも「慎み深い服装」と信じられない評価を受けている大原さやかさん。「はずかしいポーズを取れば取るほどスゲエ魔法が出る」というアイディアを平気でシナリオ/ヴィジュアル化して(規制ののち)地上波で流す…という制作側の態度が…んもう、ねえ。今後とも好きなようにしてほしいと思った。


前期は「平均するとそこそこ」って感じの作画状況であり、まァ今期もそんな風情だろうとは思うが、この回はアクションも止め絵も見所が複数個所あったりしてよろしかった。恥ずかしいポーズとかもね。こういう作画的要素もやはり牽引力だから。EDは…うん、そうね。流石はうるし原のおっさんだな、ってことで。釘宮さんも。あと、地上波用であろう「沼地の魔女ジャミング」がどうにもこうにもバカでよし。魔女様は一体何をしておられるのか。


DARKER THAN BLACK -流星の双子-・2話。何だかワケ判んないまま色んな人に追われてるシオンさんである。てことで今んとこはただ状況に流されるがままであるが、それでも根っこは行動の人のようで。…「その時が来たら引鉄を引くのをためらうな」という台詞とあの対物ライフル、それとOPの絵見ると、そのうちスナイパーっぽくなるのかしらね。


何か具体的な構造が語られているワケでもなく、ただ人々が逃げたり追っかけたり(作画的にはともかくシナリオとしては)比較的地味なバトルをしてたりするだけなんだけど、それでも結構見入ってしまったな。話の鼻面を引っ張ってくやり方が上手いんだろうか。前作視聴者にとっては、ヘイさんがなんでまたあないヤサグレてんのかなあ、とかの興味もありますしね。あと追憶中のヒロインっぽい役割がアンバーじゃなくてインになってるご様子。ま、それもよし。


そいでもって謎の機関の斎賀みつき声の人、黒スーツのロングオカッパのクールキャラの(やむを得ない理由で)キス魔、という…あ、ワシ好みだ。ゼヒ色々されたい。ゼヒ。


にゃんこい!・2話。親切にしてくれたお嬢さんにお別れとお礼を言いたいねこの話。しばらくはこんな感じで、新規のねこ依頼に呼応して新キャラ紹介、って感じになるのかな。ねこのマンバさんに対する礼と、コーサカさんのマンバさんに対する謝罪を重ねてくるシメ方は、落とし所としては良いかな。メイク落としたら美人さんだったりってのも含めて、ヒネリはあまりないけれど。別に意外な物語展開を求める作品でもないし、まァこれはこれで。


コーサカさんとマンバさんの対立状況を見て、カエデさんだけ天然で「仲良きことは幼馴染かな」と思っている…というギャグパターンなのだけれど、なんかフツーに仲良さそうに見えちゃうよね、視聴側にしたらね。それともワシがおっさんくさいから「よいよい、若い者はよいのう」とか見てるだけなのだろうか。あのマンバメイクのままでキャラ立たせといても面白かったような気もしますが。


まァ他愛ない話なんだけど作画の方は局所的に妙に凝ってて、アクションシーンも然りながら「泣きながらカエデさんにずり寄ってくマンバさん」の絵とか、なんでそんな地味にめんどくさいアニメートすんだろうとか思ってしまった。いやワシは純粋に嬉しいですけどね。あーあと、他人の目から見たコーサカさんとねこたちの会話シーン、受け答えでにゃんにゃん言ってる皆さんが実にかいらしくてよかったっす。