とらドラ

とらドラ! 23話。バレンタインであれやこれや。前半は母が倒れて動揺しつつチョコを売るとらドラの二人、そして後半はそのチョコを媒介としてなし崩しの修羅場。よかれと思ってがんばったことが、状況の別方面への暴走を促す…というこの作品の典型みたいな流れである。あの昼ドラ的展開は「まままま、皆さんもうちょっと冷静に」とかヘタレおっさん的感想が先に立っちゃたけどね。


同調してブレイクスルーを図るも各々ちょっとずつ立場は異なる、メガネ/カワシマ/クシエダの3人。メガネさんはまあともかく、カワシマさん/クシエダさんは多分あまりとらドラの二人とシチュエーションは変わらない。テメエを犠牲にして他者の関係を繋ぐ、というね。クシエダさんは「自分のため」という強烈な方向性を吐露してはいるけれど…さてねえ、それはどこまで本意であるのか。本意というよりは無意識か? まいいや。


チョコ売り少女の虎子さんが、ツインテにお菓子屋制服というちまっとしたいでたちでかなりかわいございましたな。すげえ目を引く宣伝要素だと思うが、まァ話の設定上はしょうがない。あと修羅場ンなったらハジけ作画、っちうのはお約束要素みたいになってきたな。個人的にはエエコトです。