さまざま

鉄のラインバレル・14話。クーデタその後、である。もんすごエライ状況の割にJUDAの主要メンツたちはほぼ無策のままぼんやりしてて、結局特自部隊の襲撃を許してしまう。…んー、まあ、司令がお亡くなりでモリツグさんが寝返って、で統率者がいなくなったからしょうがないかなあ…ってJUDAの人材層薄ッ!


加藤機関と特自によるクーデタ描写はちょいとノスタルジック風味。やっぱマスコミはテレビだよね! テレビ局押さえたら全国情報封鎖状態だわな! 「ネットは? ネット対策しないの?」とか言うのはヤボってものなんだろうなあ。にしても、足並みそろえて軍事クーデタとは、日本にしてはすげえ一枚岩の軍隊ではある。精々しのぶちゃん(と、イケメンさんが潜在的に)離反してるくらいだもんなあ。


そしてJUDAにやってくる速水さんがまた、よろしい。日本の暫定的最高責任者がロボ乗って大暴れ、っちうID4みたいなバカさ加減も良いが、何より(自分でも言っちゃってるけど)変形ロボたるプリテンダーが実にカッチョ良い。高高度からミサイルの驟雨、地表スレスレを爆飛しつつガチョオンと大変形! これはホンマに良いロボ的「見得」でした。…んで、ラストに目覚めたBF様みたいな人は誰? 司令の予備ボディとか?


●新番組・鉄腕バーディー DECODE:02。前シーズンは(ゆうき的モッチャリ感も含めて)割と好きでした。んでまあその直接続編ってことでありまして、「02ならでは!」ってとこは割と少ない。なので楽しんで見ることにいたしましょう。


どうやら今回の敵は複数並び立ちのようですな、ははあこれはまた色々と楽しめそうな…と思ってたら1話でいきなり一人死んだ。この「第三勢力の介入」サプライズは上手いか。ちょっと急ぎすぎな気もするが、まァ話数の要請もあろうし、ちゃっちゃと展開するのは悪くないし、…これでまた前期の「宇宙にてグズグズ」っぽい要素がなければ、まあね。


いかにも今後めんどくさい要素になりそうな幼馴染キャラとか、シレーッと一緒にいるカペラさんとか、なかなか面白そう。またグイグイちょこちょこと軽快に動くアニメとなってくれるであろうことを期待しつつ。


●新番組。宇宙をかける少女。うああ、この日はアニメ三本かあ。聞けば舞ひめ様のスタッフ作品らしく、ワタシは舞もあいますも中途リタイアしたダメ人間なので「一話見て肌に合わなかったら切るかな」とか思いつつ見たのだけれど…うーん、これはツカミとしてはかなり上々の第一話じゃないですかね? 切りにくいなまた、これはなあ。


とりあえずMAKOさんのピンク少女は謎の大富豪さんの娘らしい。この「家系」が今後いろいろと面倒なのだろうが、まあそれはともかく。コロニーの高速道路からランプ抜けたらいきなり宇宙、という視覚的キャッチーな語り出しから割と楽しく、ちょっとした学園モノの片鱗紹介を経た後にどんどんとワッケ判らん方向に進む展開も訴求力が高い。


上で「視覚的キャッチー」と書いたけど、その点に関しては確かにスキルが高いよな。キャラデザインはまあ好みもあろうけど、割とイヤミのない華やかさをチョイスされてるし、メカ描写も流石サンライズであってソツがないし。「突然目の前に巨大コロニーがワープアウト」の巨大感の出し方がホンマに見事。そのあとぎゅいんぎゅいんと(慣性無視で)動きまくるコロニー描写のウソも計算の上なんだろうな。


あとはまあ…あの「頭を強打しちゃったルルさん」みたいなヒッコモリAIのレオパルドでしょうなあ。マッチポンプにして異様にプライド高くてバカ。福山潤のバカチン演技とあわせて、こいつは好感の持てるトラブルメーカーであってバカである。よし。


てことで一応視聴してみようけれども…んー、全部で3本かあ。どれか切りたいけど切りにくいなあ。…偏見により、ソラカケはめんどくさくなったら切ってしまう度合い高いと思います。すんませんねえ。