かんなぎ/ガンダム00

かんなぎ9話。先週までのダイテツさん話はちょいと脇に置いといて、この事件がジンさんにもたらす影響とその余波で一本。つまりダイテツさんは基本的に誤解しっ放しなのであり、あーなるほど、そういうキャラ性が与えられたってことか。なんかイケメンさんにラヴコールされてたしねえ。…確かに、似合うっちゃ似合う。


てことでつぐみさんがえらいこと口走ったのでジンさんのヤオっちさが(周囲で)確定する話。それを回避するための女の子と付き合い大作戦だが、これはこれで「なるほど、ジンさんはバイなのね」ってことになるだけじゃねーの? と思ったらちゃんとこじれたので一安心(何が?)。あと、ナギさんの保護者/姉然とした超越的態度がちょっと意外っぽくもある。積極的に関わったりしないの?


つぐみさんがソッチ方面に目覚めかけたり過去の写真見つつちんこ(っぽい)話したり、主にシチュエーションでポッポさせる回ではあったが、要所々々でフェチ気味な絵もあって割とよし。ざんげさんが立ち上がるシーン、脚の付け根の曲率変化するあたりがチラと見えるとかね。…あと、つぐみさんが家に来たあたりの「雨の日の屋内」の再現度が素晴らしく良くて、ちょっとした湿り気まで感じられるほどだった。ワシ好きなんですよ、雨の日にウチに居る雰囲気。


機動戦士ガンダム00・9話。「ところがギッチョン!」のキメ台詞でお馴染みの(そうか?)藤原アリーさん再登場。早速2対1の不利状況を圧倒する戦闘バカぶりを遺憾なく発揮、本作においてもかなり直截的なマイナス感情も健在。…こういうキャラは使いやすいでしょうし、あらためて似たような別人出すよりは効果的だわな。今回はとりあえずの顔見世程度でしたが、さて、次回はどんなヤーな戦闘を見せてくれるのやら、ですね。


Bパートは宇宙へ帰還するガンダムさんとそれを阻止せんとするマネキンさん。戦術レベルで無言のやり取りしつつ、ああこの戦いかたはきっとアイツだ、っちう流れは燃えシーケンスの一つではありますな。「眼下の敵」風というか。スメラギ/マネキンの関係性がいまいち強調されてこなかったので再帰的な快感は少なかったが、ころころ変化する状況や直接打撃/射撃を布石として使うやり方の連鎖はかなりソレっぽくて良かった。


それにしても、ブシドーさんはテメエで言い出した呼称じゃなかったのね。嫌がってるとこみると多分、元々は半分イジメだな。コーラサワーさんはいつもどおり元気。…あと、Cパートの新メカはトゲトゲしてていかにもガキかっこよくてエエかも。