キャシャーン

●何とか見ておくぞ、のキャシャーン Sins・2話。初回見た後で他の感想をちらっと見て回ると評判悪い悪い。えーそーかなー、そーだっけかなーとスジを思い返してみるに…ええと、あんまし面白くないような気がしてきたよ? てことはワシが気に入ってんのは絵だけか? そうなのか? …それならそれで別に構わないです。


てことで第2話。初回と変わらず観念的で思わせぶり、ひたすら陰鬱な雰囲気を押し通すお話である。…んー、それでもフツーに見られるんだよなあ今んとこ。ワシの好きなタイプのジャンルでもないってのも確かなのだけれどなあ。やっぱ絵か? 絵なのか? それならそれ(ry…ってまァ、マジメに書くなら今んとこはちゃんと面白く見てますよ。死を受け入れている者が不死の幻想を見た途端に豹変する。その悲しさと愚かさと切実さ、ベタにしてキャラ配置が上手いのでちゃんと成立してんのですよ。


今回もまた作画は過剰にかっこよろしい。馬越さん作監2話連続ですかあ。そしてキャスト陣も実に大層であって島田敏中博史石田彰に…え? 皆口裕子…? 1話ようじょと同じなの? ふゥーむ、これはまた小賢しいシカケなのでしょうかどうでしょうか。…これで「あ、単に声優の使いまわしですよ?」だったらそれはそれで面白いけど。


蛇足の駄文だが、崩壊世界で崩壊の人々、てなとこで何となくゲームの「バロック」を思い出したりした。アレに出てくんのはロボじゃなくて得体の知れぬ異形たちでしたけどね。あ、またやりたくなってきた。あとフレンダーはちゃんと変形するのだろうか。