鉄腕バーディー/狂乱家族日記

鉄腕バーディー DECODE・11話。冒頭の、事実知らされた千川さんが「うそだあ!」とベッドで泣くシーンのへちょい演出に割とのけぞったが、幸い妄想シーンでした。ま、結局「うそだあ!」てな展開にはなるんですけどね。一応ちゃんと段階踏んで、彼がどうしても逃げなきゃならんシチュへと追い込まれる描写はデキておりました。しかし千川さんと中杉さんのママゴトみたいな逃亡デートとか…なんか全ての要素が「悲劇的な結末」への伏線に見えてきますなー。ボニーとクライドを引き合いに出したってことは、現実はあんなもんじゃ済まねえよってことなのだろうか。


今のところほぼ遺漏なくマスターマインドとして君臨しているシャマさん。多分周到な印象操作によって中杉さんを自分のところに来させるようにしていたってことだろうけど…さあて、あのじいさん殺しも「僕のやり方にミスは無い」の一環だったのかどうか。とりあえず鈴村さんの、エエモン/ワルモンのスイッチ演技が堪能できてよろしおました。


作画的には、えーとその、どのシーンよりも、バーディーと柚木姐さんが並んで立ってるシーンの「横ちちのしわ」が印象的過ぎたワタシは割とダメだと思う。


狂乱家族日記22話。悪魔やら死神やらときて、今度は宇宙人である。不定形で論理がアナザーワールドというメイン属性は実にエエ感じのSFテイストでして、銃とか皮膚とか我々にとって当たり前のものを不思議がり再定義する、というセンスも好きなほうだ。んー、ヒョンヒョロを思い出しましたな。…とか言いつつ、この作品のことなので基本デザインは萌え萌えであり声は水樹奈々なんですけどね。ま、それは当然のことだ。


んでこの宇宙人さんは「恋って何?」という疑問をもって来地球するのである。また細かいとこに拘ってきよんのな。とりあえずものすげえケツコンシャスな仕種が可愛いので良いか。あといつの間にやらもんのすげえでれんでれん度合いが進んじゃってるキョウカさんは、何と申してよろしいやら、まあ別に楽しいから良いか。あと黒ユウカさんは黒いけど可愛いので良いか。しかしあれ、大量の水を飲んだら水中毒で死んじゃうよ? 何か酔っ払ってるようだったが、そういう体質? あと宇宙人さんの母星は明らかに海王星だったけど、これはフェイクか?


次回以降クライマックスらしい。シリアスにいきたいらしい。ワタシはこの作品のシリアス面が少々苦手なのだけれど…どうなるかな。さて。