ワールドデストラクション

ワールド・デストラクション 〜世界撲滅の六人〜・10話。ロボットの国でロボットと戦いロボットと友になるの巻。これがまたもう衒いもヒネリも無いドストレートなお話で、大した理由もなく山口勝平ロボのサーキットに心と自己犠牲の概念が芽生えちゃったりするのである。んー、こっ恥ずかしいなー。エエけど。にしても「自分を護らねばならない」が第107条…って第3条からエライ増えたものだが、最後の第108条が気になったりはするな。何でしょう。


結局世界の謎的な伏線や種明かしはほとんど無しで、基本的には次の場所へと向かうための動機付けエピソードってとこですか。どうも今回悪役のワニ師は再登場もありそうな雰囲気だが、ならばまた山口ロボも出てくるってことかしら。しばらく経って再来訪したら、ロボによる俗っぽい大都市とか出来てたらおもろいか、とは思うけど。


それほど動きに特化した回ではなかったが、それでも高いとこから落っこちるキリエさんの描写とか、壁面に得物をぶっ立てるシーンの「一回バウンドしてから再打撃」とか、面白い絵作りがちょこちょこあって楽しかったりはした。これ、コンテ段階での演出っぽいな。判らんけど。