銀魂

●一本だけ。銀魂123話。オフ会してバカ話してドライバとしての生活を享受して宇宙人を斃すまで。てことで今までのもんはん話は全て、ああ全てムダに終わる。「二週にわたって何を得たの!?」というお話ですなあ。んー…いやあ、確かにこういうタイプの作品はよくあるよ? あるけど、一応地上波アニメにまでなってここまで思い切った酷い構成(誉めてる)ってのも中々だ。いやマジで。


何故か焼肉屋で延々と続くバカオフ会は普通に面白くて、こういうどーしよーもない要素でちゃんと話を引っ張っていける力量に素直に感心したりする。一貫してツッコミを行わずにボケか牽引役かしかしない桂さんがちょっとエかった。あんなことこんなことされても「おおいちょっと待てェい!」とか言わない桂さん。良いキャラだ。


ドライバとしての各々の生活を経て(流石にパソ機器のドライバ生活ってのは描写しづらいか)、一応ちゃんと敵宇宙人をぶっ斃すのではあるけれど、まあこの辺は予定調和のための蛇足ではあるな。テメエで生体改造しときながら銀さんのチンコドライバーに気づかないというバカとか、もうどうでもいいや。あと、マダオさんは投げっ放し要員としてめきめき頭角を現しつつあるが、それもどうでもいいか。うん。楽しかったです。