ワールドデストラクション

ワールド・デストラクション 〜世界撲滅の六人〜・5話。囚われてグラディエイター、人間を獣人と闘わせてショーとするイヴェントに巻き込まれの主人公たちである。カミーユ声のイヴェント主催者が「皆さんお待ちかねェ!」ってのは妙にガンダマーなテイストだなあ…と思ってたら、うわあ! 池田秀一のくまさんが出たァ! 語尾が「ベア」だ! という、ほぼ声優ネタの出落ち話でありました。


…で済ませても問題ない作劇状況だったと思うんだけど、この池田くまさんがまァ、とても渋いんだわ。ワタシは池田秀一さんのキャラ性をカリスマチックだと認めるにやぶさかではないが、演技巧者だなあと思ったことはあまりない。しかしこの、黒きやさぐれくまさんの演技はどうだ。なんとナチュラルで見事な人間性(?)であることか。…誉めすぎ? まいいや、多分現場は楽しかっただろうし、その楽しさは伝わってくるし。ええやん。


闘技場モードに入ってからのアクションシーンがギア二つ分ほど上々になってて、作画面でも十分に楽しみました。ぐっとスタンスを踏ん張る絵とか、そういう細かいとこも丁寧で感心。…マトンさんの単なる記号ぶりも割とおもろかったり。進藤尚美、良いぞ。