鉄腕バーディー/狂乱家族日記

鉄腕バーディー DECODE・2話。千川さんとバーディーさんの(まさに)同居生活の開始である。自分が死に、未知の存在の中に居るという状況下において、かなり剛直な…まあ、程度の低い対応しかできない千川さん。そうよね、フツーこんなん受け入れられんわなあ。リクツつけて脳内会話をできなくしている設定は、いろいろとオモロい要素になりそうですな。独り言満載の危ないキャラが誕生だ。千川さん、不幸!


1話に引き続き着実なる第2話であるな。もとの設定が定番だからっちゃそうなんだけど、ヒネってんのはスーパー宇宙人の仮の姿がアイドルってとこくらいか。おかげで素直に物語を見ることができるのは良い。…四文字熟語ネタの「呉越同舟」は、マジでそれが正解だと思ってTVの前で先に呟いちまいました。余談ながらこのへん、ファンサブでどう訳すのか気になったり。


作画は引き続き見て楽しい状況。ゴムゴム野郎が縦横無尽、叩きつけられる痛さも感じられるアクション作画もよろしいし、日常シーンにおけるうざったくない程度の凝り方もバランス感覚が良いな。ん、楽しんでます。


狂乱家族日記12話。チカさんメインの対策局暴走話。対策局も一枚岩やおまへんで、ってことで戦闘員としてどーかなーという性格の人がノされたり後藤邑子声の怖そうな人が出てきたりする。まァためんどくさそうな性格(と外見)の方ですが、さて。とりあえずヤッツケにもほどがあるキャラ設定のヤクザ親分さんに泣いてみたりする。ホンマ、話の都合でキャラ作ることに躊躇しない作品ではあるな。ハマるとエエ感じに機能するのではあるけれど。


お嬢様っぽい学園にて「お姉さま」呼ばわりされるチカさんだけど、そのお相手は元レディースの番長さんってのがミョーなひねりで面白かった。この辺、毎度の唐突かつ早急なテンポが割と良い感じ。チカさんの金魚のフン状態でぞろぞろとつかつかと着いていくシーンとかね。あとトイレとかね。