ペルソナ/コードギアス/ソウルイーター

●ええ、世間的には黄金週間のようですがワタシは至って関係無い、というか余計に休みの少ないシフトを送っております。ああ。惣菜屋の焼きビーフンを帰り道に歩き喰いしつつ発泡酒歩き飲みしつつ夕飯時間を削ってアニメ見る。ああ。もっとアニメゆっくり見たい。てことでGO!


PERSONA - trinity soul -18話。ジュンさんが赫い女に囚われて、シン兄ちゃんが赫い女に玩弄されて、そしてそして…というお話。カナルさんの英語スピーチがこのあとどう絡んでくるのかちと興味深いな。なんかかんか曰くありげな構築をする作品だからねえ…ちうか、また予告の画像がエライ謎ですなあ! 誰だあいつら!


赫い女は名をアヤネという。コイツの声がまた能登なんだよ。沢城みゆきと並んで歩いてのウィスパー合戦はもう何というか、思わせぶりと粘度の高い雰囲気が過剰すぎて胸焼けしそうなくらいでございました。雨の中彼岸花ナメで歩いてんですよ? 恐すぎる。そのあと昼間の観覧車眺めてるシーンの「日常さ」との落差がまた…。もう何が起こっても「ま、それぐらいのことは…」とか思ってしまいそうだ。


コードギアス 反逆のルルーシュR2・5話。スザクさんが再入学してきたので当然ながらパーチーというかバカイヴェントというか、そういうことになるのであった、という。ねこ/円卓騎士たち/マルチっぽいCCさん/ケツ成分過剰なカレンさん、その他もろもろといった濃いィ道具を駆使して心底下らないスラップスティックを構成する手管は毎度ながら見事。まァ今回ちょっとオチが甘かったけど、その分はナナリーでヒキにする大技で補填ですな。上手いや。


キリキリと巻き詰めたゼンマイみたいなテンションと稠密性はこの作品における大河内脚本の特色ではあるが、その上でこういう「抜き」を(密度を保ったまま)置きにくるってのは本ッ当に感心する。例えばヴィレッタ先生のバカエロシーンとか、えっちぃヴィジュアルと本人のノリとのギャップと扇とのアンビバレンツな感情と…って何層レイヤをかければ気がすむのか、って感じでしたヨ。


ロロさんはまた非常に不安定なので、思わぬところで場を引っ掻き回してくれそうですな。期待してますよ。病んでしまえ。


ソウルイーター5話。てことでやっぱし、のデキレースバトルであったワケなのですが、それはエエとして、例えば一見致死っぽいダメージを受けた黒星さんが実は平気でした、とかそういうとこが実に「ノリだけ」なのがどうも気になるのねワシ。魂の共鳴というネタにしても、ちと無駄に文章量が多くてこなれてなかった印象を受けた。武器職人と武器を楽器とアンプに喩えるのはちょっと判りやすかったですけどね。


強大な魂力を持つシュタインさんを前に絶望するマカさん。その復活キッカケがすげえ曖昧なのもモヤモヤする。この辺のギミックをメインテーマにして先週からの前後編を構築するとかすればもっと俗っぽく判りやすくなるような気がするんだけど。そういう物語構築法は古臭いですか? そうですか。…あ、絵は今回も面白かったです。特にオフィス椅子に座ったまんまで色んな攻撃をばんばか受け流すシュタインさんの動きがグゥ。ちうか途中で席を立っちゃったのが妙に残念に思えたり。