ガンダム00/ペルソナ

機動戦士ガンダム00・23話。ロックオンさん退場の話。最近は割と物語面で厚遇気味ではあったが、なるほどこういうことが後に控えておりましたか。最後の花道はMS脱いで生身でのスナイプ、そして地球に「バーン」やっての爆死…という魅せっぷり。直前のVS藤原傭兵さん相手のバトルも、テンポとテンションの突っ込み方がなかなかのものでしたな。


「そうしないと俺は前に進めない」と言っての決死行。前進することすなわち生ではない、ということかな。隻眼属性になったとたんに退場したので、ひょっとして終盤「謎の隻眼仮面」役とかで再登場したりしてな。まあロックオンさんはともかく、その他のバトルはトランザムの安売りっぽくてちとアレだったかもしれない。予定調和のイヤボーンは燃えないしねえ。…やっぱここはよそ見して吹っ飛んでっただけのコーラサワーさんに期待か?


PERSONA - trinity soul -・11話。冒頭いきなりものすげええろっちいシーンで開幕である。露出度が高いワケでもなく何が見えてるわけでもなく、しかしあのカナルさんの悶えっぷりはインパクト高すぎた。膝頭が微妙に赤いのがまた…その。ええ。


てことでほぼヤク中状態のカナルさんを救ったり救わなかったりする話。相変わらず抽象度が高く、具体的にどんな事態が起こってるのかよく判らない雰囲気優先みたいな話なんだけど、画面や演出の密度が高いのであまり置いてけぼり感は無い。画面内にちらと見えてる窓外の雪とか鏡に映った弟さんの後頭部とか、わざわざ面倒なレイアウトにしてんのが妙に奏効してる…ような感じ?


絶交されても叱られても、表面的なとこではしおらしいものの、根っこでは常に「影抜き」を渇望しつづけるカナルさんが(アニメキャラとして)独特ですな。業というか俗性というか、外見上の素直さ大人しさと裏腹なドロッとした感じが良い。…あと、寮長はどうやらホンマにただ者じゃないらしい。なんだ、ちぇ。