ペルソナ

PERSONA - trinity soul -・3話。ミステリ仕立てのお話作りを意図しているようで、事件や人物、団体の説明は謎のままで進行していく。先への興味をかきたてる効果はちゃんとあるのだけど(赫い服の謎女の思わせぶりな登場/退場とかね)、個人的にはちょっとだけダレ気味に思えてしまった。生意気な若造さんは何故戦闘後に苦しみだしたのでしょうな?


冷徹で冷血のように見えてどうやら弟たちを気遣っているらしき子安署長のキャラに対照される形で、なにやらあったかいおねーさんが出てきました。この人はこの人でまた色々あんだろうけど、「十年ぶりって普通こうだよな」というシン兄ちゃんの言葉通り、この冷たい世界において彼らのオアシスっぽい「普通さ」がありますな。うん、この作品ってガラス細工っぽいキャラデザと世界設定なんだけど、結構人の動かし方は冷たくなかったりするのよね。


謎の組織さんは「マレビト」という名前らしい。あー、なんかメガテンっぽいような気はする。しかし時代が変わるとマレビトもこうなっちゃいますかねー。