ドラゴノーツ/もやしもん/みなみけ

ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-・6話。トアさんを探すギオジンコンビであるが、ひょっとしてトアさんが見つかったら自分は捨てられちゃうのかもッ、どうしましょッ、と悩んだりもするギオさんである。その一方でISDAの構成員は黒化したり命令違反で勝手に見逃したり、どうも問題のある隊員が多いみたい。採用基準はどうなってんだろうなあ。


でかちち博士の情事もどきとか雰囲気だけの車中会話とか、オトナっぽいエピソードを盛り込もうとしてる部分が軒並みドン滑りしてるようなのがいかにも辛い。喫茶店のお姉さんも、トアに「会いたいならば素直になれ」とか説教しつつトアへの訪問者を追い返すってのはどういう分裂行動だよ。あと、普通はあの状況下で意中の人を探し出せってってもムリだぞ。あれじゃただの意地悪姉さんじゃないか。


もやしもん4話。野菜ドロボーとO157。んー、面白いけどやっぱ展開早ェな。1話15分ペースで放送したらエエ感じなのと違うか。ま、そんだけ濃い状況で視聴できるのは贅沢だとも言えますが。アニメオリジナルの作品なら、川浜と美里があそこまで研究室に馴染むまでにもうワンクッションほどバカエピソード挟みそうだが…しかしよく馴染んでんな。「研究員!」連呼のネタは実に鬱陶しくてかなり笑いましたですよ。


先週に引き続いて作画は丁寧で、そして画風が割と独特な感じだった。ただ単に良く動かしてるんじゃなくて、例えば野菜泥棒を追っかける体育会系な人たちの走る軌跡とか、コンテの段階で割と手のかかる(めんどくさい)作画方法が意識されてた感じ。そのなかにあって、バカコンビの表情が妙に原作テイストかつバラエティ満載で面白い。ホンマ楽しそうだねあんたらは。


O157さん、「かもしてころすぞ」の発言はナシだった? 「殺す」がNG?


みなみけ6話。アホの子が女装する話。一発ネタで終わるかなと思ったら、けっこー女装ネタで引っ張ってって、それでも何となく踏みとどまりつつ笑わしにかかってる妙なバランス感覚がおもろかった。ちうか、マコトさんのアホの子加減によって生々しさがかなり緩和されてるのだろうなあ。あこがれのお姉さんに女装姿の自分の乳首触られる、とはまたエライシチュエーションを思いつくものだ。作者の人よ。


それらのシーンではちちバンドはばんばん見せているが、やっぱりぱんつはダメなのな。基準がよう判らん…いや、判りやす過ぎるのか? あと「どう思います文鎮さん」の台詞聞いて「お、生活笑百科ネタか?」と思ったけど全然違いました。相談員と呼ぶべきだしそもそも文珍出てないし。あーあと、三女の「ねーよ」のシーン、個人的に今までのシリアス顔ギャグの中で一番しっくり来た。