ギガンティック/コードE/銀魂

機神大戦ギガンティック・フォーミュラ23話。対アメリカ戦の前に獅子身中の虫に対処するの巻。「上層部は全てバカで無能」という主義はかなり徹底して貫かれていて、ガスを使用することを平気で言っちゃうとか自分たち以外を全て逆賊呼ばわりとか、でもヤられるときは一瞬、というまあその。「茶番」という単語が一番フィットするとこでしょうか。


相変わらず米国ギガンティックのノリもイマイチ判らんとこで、自分の力で倒したいとか言う割には向こうが徒手空拳なのを気にもしてないようだし、やっぱ単なるワガママ親父だよな。スサノオが今まで倒してきたメカを取り込んで変身サイボーグみたいになるのは絵的に面白いけど、アチラさんの言うように悪魔だのおぞましいだのという風情にはならんかったなあ。…あーあと、指令の下着姿という妙なサーヴィスカットあり。いやワタシは結構嬉しかったですよ?


CODE-E・10話。海老原さんの能力が失われる話。天候がストレートに感情と結びついてる演出といい、能力のアリ/ナシがそのまま光太郎さんとの関係を表してるとこといい、実に素直で判りやすい話作りではありますね。普通に憧れて普通の経験を甘受し、しかしそのことに対して戸惑いを持つ(光太郎とのアレコレがあるからね)、という海老原さんの控え目さがなんかいじらしい。


ま、それだけにサブタイで内容をほぼバラしちゃってるのはちょっとだけ残念でしたけど。「すでに能力を失っていた」という小さなサプライズが今よりももう少し生きたと思ったので。…しかしこの調子だと、それほど大きな話にもならずに終わっちまいそうだなあ。あと、ビリビリガールズって何だ? 愛想振りまいてるサイハシさん…。


銀魂72話。お登勢さんとキャサリンのアバン見て、「これはひょっとして改変期恒例のムチャ話かな?」とワクテカしてたらそうでもなかった。ま、それでも充分にしょーもないギャグが多くて悪くなかったんしエエけど…って、ユルいオチもなくちょっとエエ話で終わったよ? いや、エエけど。


てことで本編はみんなでキノコ狩りする話。キノコハンティング。割と命がけ。最終的に人情譚になっちゃうのがこの作品のカラーではあるが、30分だとその辺はやっぱ定型パターンからはそれほど出て行かないな。いや、エエけど。ポイーンのSEとかマリノスケという名前とか、そういう細かいバカは押さえてるしね。とりあえず土田大若年寄シヴい演技はこのハンター野郎にははまってたですかね。…一瞬山路さんかと思ったよ。