デスノート/エマ/らきすた

DEATH NOTE・31話。ニアは難を逃れ、キラは再び策を練る。そこで大登場のミカミさんであるが…うーん、いかにもその場逃れの後付けキャラって感じではある。…アニメ製作側もそのことは自覚してるようで、久々の大仰至極なノート書き書き作画で盛り上げる、って手段に出てはりますな。それはそれで面白いけど、デスノの魅力ってそんなとこだっけか。


とりあえず今回の一騒動はあまりにも粗が多すぎて、眉間に寄ったシワが消えにくかったのは確か。ニアさんもキラさんも、ちっとも頭が良さそうな行動をしてくれないんだもんな。あとライトさんの周囲の方々は、そろそろ「毎度ベストすぎるタイミングで否定的証拠が出てくる」って辺りを疑った方がエエと思う。


作画的には上記ノートシーンもさりながら、妙に女の子さんたちのかわいさが印象的でしたのね。いや半裸ミサさんじゃなくて、「もー何やってんのよデメガワー」のとことか、アフロじゃなくなった藤原刑事の娘さんとかです。やっぱ半裸ミサさんもエエです。


英國戀物語エマ 第二幕8話。エマさんの入水自殺を止めるハンス。「どうしてここへ」と言われて「アデーレに言われたから」…ってそういうこっちゃないやろ、と突っ込むエマさんであった(うそTM)。いやマジで、ずーっと後をつけてたの? まいいや。エマさんを評するに「気迫」てなごっつい言葉を選択するのがこの人らしい無骨さで良かったです。


一方の坊ちゃんサイドでは割と修羅場。エレノアさんがウィリアムに対してちゃんと感情をぶつけるのは初めてではないかな。描き方としてはホンマ悲劇の主人公でありまして、エレノアさん視線で物語を編むこともできそうやな、これ。ハキム曰くの「人の気持ちは止められるものではないだろう?」って台詞、これが作品に通底するテーマですな。


とか言いつつ、井上喜久子姐さんの出オチぶりが素晴らしかったので何でもいいや。この人が出てくると一気に困ったこと(=面白いこと)になるなあ。


らき☆すた9話。連続性が重視されてきて見やすくなってきている。んで前にCMの文言である「ほのぼの風」について、「風」が付いてるってことはほのぼのじゃないんだよなあって書きましたけど、だんだん「風」がとれつつあるような感じでもありますかね。が、それが面白さに繋がってるのかどうかはよく判らないです。


しかし作画レヴェルはホンマに落ちないな。こなたさんは割と不可解な構造のアホ毛が特徴的なんですが、テーブルの下にしゃがみこんだ時のアホ毛くるりんが不思議に面白かった。


あ、怖い映画はワタシも怖いので怖いです。あと、安いケーキバイキングは確かにもたれますです。はあ。あと、今回くじらさんだけなの? 立木さんは?