獣王星/ARIA

獣王星10話。ねんがんの じゅうおうを てにいれたトールであるが、それは欺瞞に満ちた勝利であった。種としての寿命を迎えつつあった人類が、強靭な生命力を持つ遺伝子をころしてでも うばいとろうとして計画した惑星規模の実験。その結果がトールである。打ちひしがれつつも、トールは惑星キマイラを救おうと最後の行動に出る…。


詰め込んだなあ、というのがまあ感想ですな。サードの裏切りはまあ想定内としても、こっちがその他諸々キャラに何の感情も抱けないうちに吼えたり死んだりと大忙しである。あんなけワンマンな態度取っておいて、銃を突きつけられたら「止めろ! 何故だ!」じゃねいと思うよ有本欽隆


とりあえず「DNA」つっときゃ何でも解決するだろ、的な考証はもうエエとしよ。でもさ、トールのDNAが目的なんだったらさっさと取りゃええのにな、とは思う。血でも頬内側でもどうとでもなるでしょ。


次回最終話、あと一回きりで余韻が出るのかどうかだんな。ティズとくっついてオシマイですかね。しかしテメエで振っといて、心寂しくなったからヨリを戻すようなことでエエんですかね? まあティズさんが幸せならエエのか。あとザギまだ生きてたのか!


●ARIA11話。ロキ博士…もといアカツキ兄から直々の指名のモミ子さんである。理由が「モタモタのトロトロだから」ってんだけど、そこはちょっと怒ってもいいぞモミ子さん。許可する。


てなワケでネオヴェネツィアンガラスの運搬仕事であるが、「お前のガラスなんざニセモンじゃ」と言われてガラス屋徒弟さんは落ち込み中。ここでモミ子さんは持ち前の恥ずかしい台詞で恥ずかしい事になるワケだ。まあ言ってる事に内容はほとんど無いんだけど、ここはこれで正解ですね。…お互いの立場を確認し、今を今として確認し。それでええやん。


ガラス工房の親方に緒方賢一。うーむ、おっさんキャラはとことん渋いのな。