桜蘭/カペタ/ハルヒ

桜蘭高校ホスト部10話。…う、ハルヒが女の子だ(←だからもう突っ込まない)。いやでも、全編通して男装ナシってのは初めてだし、フツーにヒロインに見えましたな。


さて。バカがみんなでやってくるの巻。ホスト部一同で庶民ハルヒのお家にお邪魔するが、とてもソツの無い異文化コメディ(異文化?)になってて楽しおました。そんでバナナ皮に滑ってアクシデンタル押し倒し…とはまた古典的な、と思ったら「子安声のオカマ父がそれを見てしまう」という畳みかけのものすンごさにしてやられる。


…なるほどね。この父にしてこの環先輩扱いあり。環さんも伊達にお父さん呼ばわりされてなかったワケだ。と、そんな背景説明も含めて、相変らず話の転がし方は上手いものだ。おまけに良く動くし。快適な作品だなあ。


っと、亡き母親役は土井美加だったの!? そら気づかなかった…。


カペタ37話。今は我慢で目指すは未来、その決意を心に秘めて借りたカートをアホボンに返しに行くカペタ。その付き合いのカンサイ社長に「カペタとは何か」を見せる手際がベタながら効果的。


なんせレースには何も関与しなていってェのに、リョウはコースアウトするわちち母さんはワクワクするわ観客はドキドキするわ、何だこの無敵ヒロイン属性は。そら社長も「お前、凄いヤツやってんな」くらいのことは言いますわな。


社長は資金提供を申し出る、その一方でもなみさんもカネを工面しつつある。さァてこの同時進行はどういう物語を生み出すのかね。


涼宮ハルヒの憂鬱11話。アバンの結構リキの入った宇宙艦隊戦シーン見て、ははあ今回はここまでぶっ飛ぶのか、と思ったらゲームでした。あーでも、とりあえずECMとECCM打っといてからの戦闘とか、何故かリボルバーな主砲とか、プロトン砲とか超重力魚雷とか、わははは。…ハルヒの言葉じゃないが、なかなか猪口才で良い。


んでまあ、本編は1話完結の対戦話。お相手は悲運のパソ研さん。向こうのチート行為を長門の超絶テクでハックし返しちゃうのが見所ですが、にしてもパソ研よう…テメエの作ったゲームで勝負って、卑怯なりもクソもねえですぞ?


しかしなるほど、「長門がヒロインである」ってのが良く判る話であった。ハルヒ本人がほとんどヒロインとして機能していないからなあ。どっちかってェとハルヒはこの作品の「お題」ですよね。あと動機付け。枠構造。


ショスタコーヴィチに乗せて宇宙戦、ってのはアレか、アースライトですか。スーファミでちちんぶいぶい。あと「既に勝った気でいるな」ってことはハルヒヴィットマンですか。じゃキョンがヴォル。