びんちょう/XXXHOLIC

びんちょうタン最終回。冬には仕事が無くなるので、なんとか備える話。…身につまされるなあ。ちくタンの人は自転車を手に入れたが、あの頭身でちゃんと乗れるのか? と思ったら発明素材にするのか。…なんで自転車なんだろ。あと立木文彦も出てきてますますシヴオヤジ充実度が高くなった。企んでない立木さんは珍しい。


2話目は風邪っぴきのびんの人。隔絶された環境下、おまけに大晦日に倒れてああもう大変。ばあちゃんが見えたり走馬灯が見えたり、このまま永遠に眠ってもおかしくない演出でビビった。友人のおかげで何とかなったが、しかし今までよく大丈夫だったな。つかもういいから、ちくタンとこに身を寄せなさい。ね。


総評。事前のイメージよりかなり手間ヒマかかってて、そして落ち着いた作品だったなあ。しかしこんな赤貧バカ一代物語とは思わなんだよ。いたいけでいじらしくて。よそサイト見てたら「序盤の日々生活物語のノリが良かった」という感想が多かったけど、いやあもう、アチシは後半びんの人に友達が出来てくれてホンマ良かったよ。うん、良かった良かった。評でもなんでもねえな。


●新番組XXXHOLIC。「XXX」は発音しないのか。で、…うわあこりゃ確かにすげえデザインだ。バストアップは普通だけど、全身になると「ブラックホール潮汐力でも受けたのか」って感じの絵。着物のガラといい装飾過多なキャラといい、動かすの大変だろうなあ。


さて。要らんモノを依せる体質の四月一日(ワタヌキ)さん、怪しげなお姉さんにいいように使われるの巻。そうだな、ひょろ長くて耽美でオカルトな喪黒福造ですかね。望みに対する対価、ってのが「一筋縄でいかなさ」のギミックですか。


四月一日さんのおたおたツッコミ体質。ワタシがこの世界観に馴染んでないからだろうか、ちょっと空すべり気味に見える。あと作品の「要らん事は説明しない」というスタンスが良くもあり、また一見さん(ワタシだ)への疎外感でもあり。


今回は導入編。フォーマットが固まってきたら面白そうではある。見てみましょう。あ、ひょろ長デザインもいいけど、ハイライトの入ってない虚無的な目も雰囲気ですな。全員そうなのでなんか恐い。