アカギ/プレイボール/カペタ

●アカギ21話。さて、緊張感はそのまーんまで展開はますます遅くなってきた。故に息詰まり感バツグンであってしんどいっス。先週から引き続いての「西」切り話で前半すべて使っちゃったよ。


そして後半は、謎のド不利リーチを介してのムチャなシカケ話。久々に主役アカギが喋ってくれたのは僥倖々々(ヘンなアニメだな)。しかし今更だが、もう麻雀と違うよねえ。何か別の「福本ゲーム」だ。はたしてこの無間地獄は終わるもんだろうかと心配になる。…ちゃんと終わるの?


●プレイボール9話。敵との力量差は歴然の墨高だが、それでもナインには余計な緊張は感じられない。前日のバッセン特訓が効いてますね。名管理職・谷口と、宇宙時代の憎まれ屋・倉橋のコンビは流石ってとこですか。中山なんざ「メガネメガネ」なボケをする余裕もあるぜよ。


敵秘密兵器・スローカーブが今回のお題ですが、それよりも「ボックス立ち位置」という、まあ実に地味な駆け引きがおもろかった。うーん、こういうプロっぽいエピソードは快感だな。プロ違うけど。さて次週、件のスローカーブは攻略なるか!? ですか。


カペタ23話。ここにきて「次のレースには出ない!」と宣言するカペタ。もうこのカートのフレームは限界だ。最後のチャンスを、あのライバル君との勝負に充てたいのだ。あともう一度だけあいまみえたい! …もーう、相思相愛やなおまいらは。


安藤はそんなカペタに対して腹を決める。こうなったら一蓮托生、自分の命に代えてでもサポートは全うすると。「俺は最高のプロになる」。どうよ。ウラカタ宣言でこのかっこ良さですよ。


思い出のボロカートを押し、思い出の坂に上る安藤とカペタ。二人は思いを新たにするが、ここでの安藤の台詞が「もう一度、地獄を見てくれ」。堪らんなもう、こいつ。てなワケで、今回は安藤の魂台詞を賞玩する回でありました。