日常に潜むサスペンス

●コンビニにてお嬢さん二人が買い物しておられる。知り合いかどうか判らんが、各々ミスドのドーナツ箱を持っている。…一人一箱喰うのだろうか。あの長箱、結構な量のドーナツが入るぞ?


…とそのお嬢さんたち、パン棚の角ん所でお互いにぶつかって荷物を取り落とす。「あーもー」などと言いつつドーナツ箱を拾う二人だが…見た、家政婦は見たぞ! お互い違う方のドーナツ箱を取った! アタッシュケース取り違えサスペンス!


この後一人が家に帰ってドーナツを食べようとしたら、怪しい男が部屋に乗り込んできて乱暴狼藉して去るのだよ。名探偵がやってきて「何が無くなったの? 何も? …ふうむ、じゃこのドーナツのかけらは…」てなもんだ。


いやー、2時間ドラマの15分目辺りに出演できたとは光栄だなあ。エキストラだけどね。…何。誰が何を何故ドーナツ箱に仕掛けたのかとな。そんなん知らん。それは人生の脚本家がちゃんと考えれ。マイクロフィルムとか瓶詰めプルトニウムとか。