攻殻機動隊

攻殻機動隊 ARISE・9話。ホヅミ大佐がなんかえらいことになってる状況ってことは、この話が今んとこ最新のタイムラインってことだろうな。てことですーぱーはっかーのファイアスターターとその信望者パイロマニアの話。パイロマニアさんはツダケン声でクラークの法則みたいなこと呟いて、目標の殲滅のために航空機を落とす物騒な人である。少佐はこいつら放火魔さんたちを何とか押さえたいところであり、その為に首だけのホヅミ大佐をエサとして利用するっちうワケである。

やることが明確化した後半部分は結構判りやすいサスペンスもので、エサとして動けないホヅミさんにパイロマニアの攻略が着々とかかってゆく状況はなかなか手に汗握る。物理的な攻勢がそのまま電脳的な侵略に繋がってゆく、その段階性もよろしい。ただまあ…舞台が軍の病院だからって、医師や職員の電脳はチェックしても患者のそれはノーチェックってのは流石に手抜かりですぞ、少佐。あとまた怪しげな米軍の人が出てきてあっさり電脳支配されてた。役にたたねーな!

ファイアスターターの持ち主だっけ、ここにクルツ中佐がからんできて「計画通り」笑いを浮かべてんですが、この人もいちいちめんどくせーなーとかそんな感じ。あと今回のサイトーさんはそこそこ役に立ってたし、そしてちょっとかっこよかったよ。風の向くまま気の向くままよ。