とりのえさ

●近所のDIYショップに行くたび、そこに並んでいる鳥のエサを見ながらいっぺんコイツで雑穀飯やりたいなあと思いつつ適当な商品が見つからずそのままにしていた。一番良さそうな商品は皮むき済みのアワとヒエが入ったものだが、カナリアシードですか? コイツだけは何故か皮付きで入っててこのまま米に混ぜて炊くワケにもいかない。あとは単一穀物の入った商品だが…そうねえ、麻の実はなんか固そうだしねえ。ってことでエイヤの勢いでエゴマなる鳥のエサを買ってきた。いや、店頭でスマホ検索したらエゴマ雑穀飯の例が無いでもなかったのよ。安いし、まあいいよねってことで。

さてウチに帰って炊こうと思うが、いかんせん検索しても情報が少ない。まいいやってんで適当に、普段喰ってる押し麦飯にエゴマを大匙一杯ほど足して炊いてみる。…一応目視確認したけど、まあそんなに不純物も無いみたいだし、どのみち高熱かけるし、多分大丈夫だろ。うん。

炊き上がってさあ頂きます。おかずはサンマの開きを生姜醤油で焼いたのと市販の白菜浅漬け。んで飯の方ですが…ううん…なんとも言い難いなこれ。いや不味くないんだけど旨くもないというか、思ったより香ばしさも味も薄くて期待はずれ気味。ぷちぷちかさかさした食感は悪くないが、少々口の中に残る感じが気になるかな。何かこう、エビのシッポとか脆い小骨のようなうざったさが多少あり。…やっぱちょっと微妙だなあ、鳥のエサという先入観によるものかねえ。

次はちょっと乾煎りしてからご飯なり料理なりに使ってみるか。あるいはもっと吸水の必要があったのかも。ま、モノはまだまだあるのでいろいろ試してみよう。