●ささみさん@がんばらない・8話。今回もささみさんは頑張らないことに命を賭ける。神サンなので天岩戸使ってまで引きこもるその理由は、なんでか知らんけど一夜にしてでぶちんになっちゃったからである。うん、これはカガミさんの言うとおり、ワケ判んないことであればあるほど友人を頼ろうよ。その為の友人であり知己ですよ、とカガミさんなら言うだろうし、またささみさんも逆の立場ならそうするだろうし。
んでまあ、ツルギ先生によればこの異常増量の原因は過去にあるのだよ、ってことらしいのでそうなってしまうささみさん。そこで見るのは在りし日の母と自分の関係性。あの獰悪で冷徹な、自分を一個の人格として見ることをしてくれなかった母の内面である。まあそれを受けてもあの理不尽な暴力を受け不自由な生活に戻りたくはねーだろーなーあ。どうやらこの「過去」も今回の敵キャラさんによって何かヘンなとこがあるもののようだけど、そこら辺がお話の解決突破口になるんだろうか。玉藻前とか言うてたからおきつね様でしょうかね。
今回は前半の空中戦シーンを中心に、やたらと筆の走ったアクション作画があって目を引きつつ、後半をメインに同時にちょっと怪しい作画／演出もあったりしてパッチワークっぽい印象だったな。何でしょうね、どの作品も台所事情が苦しいのでしょうかね。…ええと、前半は蜘蛛の子ミサイルとかも良かったけど、あの辺りのカガミさんの表情の付け方が独特でよろしかった。場合によっては作監による修正が入りそうな、ちとディテイルモリモリな絵だったっすね。
