ちはやふる

ちはやふる2・3話。高校選手権関東地区予選。今年もそういう季節である。千早さんとこは二名の新入生が増えておるのだが、まあまだ経験不足だし戦力にはならんかな、とか言うてたら二人とも早速オーダーに組み込まれているのである。一つには部員の疲労を分散するため、そしてもう一つの理由は彼らにもチャンスを与えるため。

なるほど大したものだ、机さんはもういっぱしの先輩さんやな、とそういう描写見るだに、この作品の各キャラに対する分け隔ての無いドラマ作りへの視線を感じるね。今回割とミソッカスになりそうだったスミレさんにもちゃんと内面外面のドラマを仕立てている(結局負けちゃったけどね、というバランス感覚もよろし)。そんな後輩たちを背たろォてることからか、千早さん自身も強くなってるのですが…ねえ。肝心のクィーンはどうも、アラタさんの方に意識をとられてるようですねえ。確かに見てる側としても、クィーンとアラタの対戦はすげえ見てみたいけどな。さぞかしおっそろしい画面描写になるんだろうな。見てえ!