オカルト学院

世紀末オカルト学院・8話。承前、仲違い中のお二人さんはギクシャクしている。コズエさんもヤキモキもしようというものだが、しかしお互いに歩み寄りたいキモチと行動に疑いはない。ゴタゴタはあったものの終わりよければ全てよし…とまあ、そんな構造のお話に平気でチュパカブラとか出てくるってのがこの作品だわなあ。そーかそーか、前回「牛はどうしたんだ?」とか不思議に思ったが正体はチュパカブラか。…納得いくかあ! てことで、今回もなんかしらんバカっちくておもろかったです。


まァモスマンやら悪霊やら未来人やらが跋扈する世界だからチュパえもんくらい居てもエエか知らんが、そもそもなんでそんなヤツらがこの地に蝟集してんのか、ってことだよな。モスマンの回も特に説明や解題無しに終わったけれど、何か/誰かがオカルトなブツを呼び寄せたりしているのだろうか。多分小林ゆうの姐さんが何らかの関与をしている、のではあろうけれど…さて。


上記の通り基本的にはちょっとエエ話のはずなのに、即席の武器かき集めて今期の別アニメのゾンビ退治野郎どもみたいな演出になったり、まァた今回も意味も無くコズエさんが死にかかったり、毎度ながらどっかネジの外れた面白さがあるなあ。「いやー死んじゃうかと思いましたよ」で全て済ませちゃうコズエさんってばマジタフメガネ。エエなあ。あとマヤさんが神社にやってくるシーン、種明かしで「実は仲直りのためだった」と明かされるものの、絵面がやたらと戦闘意欲満々っぽいのでそら間違われるわな、って感じですよ。密着マルチっぽく遠近感出してんじゃありません。