技術界における左と右

●他部署に東京からのお客さんが来てて、受付んところでちょっとお話する。こっち来て一番印象深かったのがね、という前置きで語られるには「ホントにエスカレータの左側を開けてるんだ、ってこと」だったそうな。知識としてはあったものの、実際見たのは初めてだったので新鮮だったとの由。ワタシが東京とか行ったら、同様に新鮮に思うのだろうな。


何故関西圏ではエスカレータ等の「追い越し車線」が逆なのかってのは、万博のおかげだの何だの色々説があるようで。それにしても何ですね、この逆転現象はどういう範囲で発生しているのだろうか。まさか県境府境でキッチリと分布が色分けされているワケもないだろうし。やっぱ右左双方のケースがある「グレーゾーン」とかあるのだろうか。岡山や三重辺りに。


●通勤時の地下鉄駅が工事中である。仮設の階段にて改札とホームを行き来するのであるが、ここの壁の「左側通行にご協力下さい」の「左」の文字がよく見えない。いや印刷ははっきりしているのだけれど、階段の上から見下ろした壁に貼ってありまして、その手前の吊り下げ表示看板が丁度「左」の字を隠してるのね。見下ろしてる状況なので階段を降りても降りてもなかなか死角が晴れない。えーと何だ、…側通行にご協力? どっち側? 右なの左なの? そしてやっと見えるようになった頃には八割がた階段を降りてしまっている、という具合。うーん、お知らせ看板として大丈夫なのかこれ?