それはグミじゃなくてグマイと読むのだよ学生時代の友人のK君よ

●キオスクで「噛みごたえのあるグミ」みたいなのを買う。何かカミカミしたい気分じゃったのだろうし、またそんなん謳い文句にするならば長持ちするんじゃなかろかな、と思ったってのもある。


早速一つ口に入れて噛んでみるが…うーん…? 確かにちょっと硬くはあるものの、割と簡単に噛み潰れてしまってあとはもろもろと崩れてゆくのみ。こんな程度なのか貴様の全力とはフハハハハ! いや笑っても仕方なくて、なんかこうもうちょっと、期待してたのは例えばスルメ的なテッチャン的な、いくら噛んでも噛んでもまだ残ってるような、あるいはイカリ豆的な梅干の種的な、ガッツリ噛むことに醍醐味を感じるような、そんな特殊な感覚だったのだけれどなあ。


そうだなあ、硬すぎたら消費者からいろいろと文句が来たりするのだろうなあ、世の中の趨勢かなあ、とか考えつつしかし世界情勢に思いをはせてもあまり進展がないので、件のグミは噛まずに舌の上でゆーるゆーると舐め溶かすことにする。下手に噛むと普通のグミより消費が早いので、こうして長持ちさせようという魂胆である。あんまし硬くないだけで別に不味くはないので、舐め舐めしつつ喰ってる分には別に文句はない。


…ま、色々と納得いかんところもあるが、それはそれとして。