とらドラ/銀魂

とらドラ! 17話。OPED変更してた。OPは少々マジメな…そうね、もの思わしげな雰囲気を帯びてて今後の展開を予想させる、とそれ以上にメガネ北村さんがなんか影薄かった。彼のエピソードはとりあえず一段落って感じかしらね。…てことで、本編はもう片方の目標人格・クシエダさんのお話。


カワシマさんの一言によって揺れるクシエダさん。表面的にはなんとか快活で飄軽な受け答えを維持しているものの、その行動は歯車がズレたようにぎこちない。「ソフトの試合でヘタこいたから」という言い訳は原因でなく結果の一つではあろう。…これにクリスマスという要素がどう関わってくるかやなあ。虎子さんのクリスマスへの執着も気になる所ではあります。「クリスマスが好きなのに理由が要る?」…理由があるんだろうなあ。何らかの代償行為のように見えんこともない。


にしても、竜児さんを「気遣いキャラ」と認識してる(次回なんかやらかしそうな)クラスメイトさんの言葉を聞くだに、ああ、彼の扱いも変わっていったものだなあ、と思いました。級友にとってもう「見た目怖い」ってのは彼の単なる一属性に過ぎぬのだな。…あと、何度かあった虎子さんの満面の笑み絵に気合が入っててよござんした。こっちもニヤけてきそうに描いてあったな。


銀魂152話。「ここは俺たちに任せて銀さんは先に行け!」の神楽さんと新八さんの話。明らかに新八の戦闘力が数桁ほど下回ってるし、ははあこれはヤト二人の大立回りにぱっつぁんがジョーカー的な役回りだな…とは思ったが、その「大立回り」の描写が実にダイナミックでかなり目ェ引かれてしまう。


まず仕切り状態でグイッと構えた瞬間、画面のアスペクト比が変わるってのがベタながらカッチョエエ。そしてアクション作画も濃厚、覚醒した神楽さんのケリ弾着までスロー→インパクト後に大爆発、の絵とかもカッチョエエ。…全体的にこの作品の傾向たる「台詞の過剰さ」は少々気になりはしたが、これは大塚芳忠の演技でムリクソ持たせてた感じ。あ、釘宮さんのマジ演技もようござんしたよ。アルアル言葉でマジ演技は難しかったでしょうが。


さて。ここまで弾けたバトルシーケンスを描いたってことは、本丸戦闘たる次回以降はもとエグいことになるんでしょうが…んー、がんばっとくれ。